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2020年9月19日 ROB普及の会

​【石垣院長】

「9月度の普及の会を行います。昨日の新聞にもこういうことが出ていました。インフルエンザと同時流行するのではと。同時流行する。どうしたらええか。というようなことがかかれていますね。非常に不安を助長しているということですね。具体的なことが分かっていないから不安を助長する。そうすると、この新聞情報を見た途端ですね、みなさんどうすればいいんだという、また規制の中へ入っていくわけです。よくあるのは、去年もありましたけど、インフルエンザワクチンが足りませんと。そうするとどういうふうに思いますか。ワクチンがもう足りまへんねんと。そんな時、一般の人はどう思う?」

 

【患者A】

「自分が先に打ってほしい」

 

【石垣院長】

「そこやん、先に打ってほしいと思うやんか。ほなワクチン業者が儲かるやんか。ほんでインフルエンザというのは基本的に治る病気です。せやけど苦しんだらいかんから、うちはインフルエンザ予防治療をさしてもうてます。インフルエンザは治る病気です。ワクチンはほとんど効果がありません。本庶先生がまさに言うてはります。ノーベル賞を受賞した本庶先生がね、こないだも言いましたけども。インフルエンザワクチンが効くと思っている人は専門家の中ではほとんどおりませんと。実際打っても効いたのか、効いてないのかわけ分からんという世界ですよね。そういうことです。治療を受けたらきちっと結果が出て、元気になったり生活が楽になったりというのが効果です。そこを頭に入れといてください。数字ではありません。自分の実際の生活が気持ちよくなっているのかどうか、ということですよね。そこの一番基本的なところが抜けているからいろんな情報に左右されてしまうんです。しっかりせなあかんのは誰やと思いますか。」

 

【患者B】

「患者さんっていうか、その本人だと思います。」

 

 

【石垣院長】

「本人や。」

 

【患者B】

「本人の自覚というか。」

 

【石垣院長】

「本人の自覚しかあれへんねん。そうすると自分の体で試したらほんまにこれが合うてんのかどうかというのが分かるわけやねん。ところが情報に左右されてしまうのは自分のことが分かってないからや。そんな自分のことが分かるにはどうするか。はい、患者Cさん、本質的なところや。私たちはどういう歴史を持ってた?」

 

【患者C】

「何億年もかけて進化してきた歴史があって。」

 

【石垣院長】

「そうや。」

 

【患者C】

「自分の体の中から治癒するというか、免疫力ができる。」

 

【石垣院長】

「そうや。それ自己免疫力を生かす。よくね、アーユルヴェーダが何千年の歴史を持っている。東洋医学の3000年の歴史を持っていると。これ言うわね。そんで、近代医学、現代医学は200年の歴史を持っている。私たちの体はどのぐらいの歴史を持っている?」

 

【患者C】

「人類が始まったときからの歴史です。」

 

【石垣院長】

「人類じゃないわな。地球が。地球の生命の発生以来や。40億年や。40億年の事実があるわけ。ほな40億年の事実はどこにある?」

 

【患者D】

「自分自身。」

 

【石垣院長】

「そうやねん。正解や。私たちが40億年の現場やんか。しっかりせな。ほんで40億年の私たちの体の主人公は誰や?」

 

【患者E】

「自分です。」

 

【石垣院長】

「そうやがな。自分の、40億年の仕組みを持ってて、連綿としてつないできて、私たちの体の仕組みがあるわけやな。さあ、それでこっからがまたちょっと難しい。」

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【石垣院長】

「さあ、こっから復習。これはどういうことを言うてますか。私たちは科学ということに非常に大きな間違った感覚を持っているわけね。科学的にこれは立証されています。科学的に間違いがありません。きちっとしたデータがありますと言われたらあなたはどうする? 間違いがあるかないかとどう思う? 人に聞く話か、自分で考え。科学的にこれは根拠があんねんと。あなたは信じるか信じないか。」

 

【患者F】

「信じる。」

 

【患者G】

「信じない。」

 

【石垣院長】

「信じない、偉いなあ。」

 

【患者H】

「信じるわ。」

 

【石垣院長】

「ほな、なんでや。説明してみ。科学とは、科学の成り立ちはどんなもんや?」

 

【患者H】

「科学の成り立ちですか。」

 

【石垣院長】

「こう深く掘り下げていかなあかん。」

 

【患者H】

「例えが難しい、難しいな。」

 

【石垣院長】

「難しくもないねん。宇宙というのが全体とするやろ?こっからよう聞いといてや。だからきょう復習やねんで。宇宙というのはこういう全体やと。ほんで科学というのは宇宙という自然という、体という、全体から一部分取り出しやすい部分を取り出して法則化したのは科学。科学やねん。はい、ほなそしたら、科学は全体を分かりますか、分かりませんか?」

 

【患者H】

「分かりません。」

 

【石垣院長】

「科学は全体を分かれへんねんで。一部分しか、分かってないところから科学ができているから。」

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【石垣院長】

「科学の影響を受けたのが近代医学やろ?現代医学とも言われるけれども。体は小宇宙とも言われるわな。複雑やから、むちゃくちゃ。そうすると現代医学は体全体を捉えているでしょうか、捉えてないでしょうか?」

 

【患者I】

「全体は捉えていない。」

 

【石垣院長】

「そういうことやわな。ほないろんな病気が出てきたときに捉えているか、捉えてないか。」

 

【患者I】

「捉えていない。」

 

【石垣院長】

「捉えていないという認識を持っとかないと、コロナウイルスについても非常に大きな間違いを起こすことになるわけやね。これが根本的なことを知っとかんと今の流れが非常に難しくなる。」

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【石垣院長】

「はい、これは事実でしょうか、事実でないでしょうか。」

 

【患者J】

「それは事実です。」

 

【石垣院長】

「これは事実。これ疑いようがないわな。この事実に基づいて科学、医学というものを捉え、コロナウイルスというものを捉えていかないと、にっちもさっちも大きな間違いを起こすんやね。世界中が間違ったわけやけど。

これは正常やね。正常な出来事。だから生まれて、生きて、老化して死にゆくのは一年草の草花と一緒です。これもうくどいぐらいに話していますけど、芽が出て、成長して、枯れて死にゆくというのは人間も一緒です。1年か、90年か80年か、30年か違うだけでね。これを参考に1年草の草花の移り変わりを参考にさしていただいたらあんまり悩まんでもええんちゃうかと。こういうことですわな。」

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【石垣院長】

「はい、これもあれやね、そう、これ古いやつやな。はい、分かりました。ぎょうさん死んでますねんで。第二次世界大戦で6000万人。戦争できるだけ起こさんようにせなあかんわな。こんだけ死ぬんやから。中国の大躍進政策4500万人。政治の執り方が間違ってもこんだけ死ぬんやからね、大変なこと。自殺80万人、ということで。」

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【石垣院長】

「肺炎の死亡者は、もう復習やから結論を言っていきますよ。はい、9万8000人。去年の肺炎の死亡者は9万8000人。365で割ると、1日当たり268人死んでます。よろしいか。新型コロナウイルスの死亡者、はい。これは8月の時点でしたかな?はい。換算すると240日でした。1日当たり5人死亡。さあここで難しい質問です。」

 

【患者K】

「はい。」

 

【石垣院長】

「1日当たりどっちが多い?」

 

【患者K】

「肺炎のほうが多いです。」

 

【石垣院長】

「肺炎のほうが268人や。コロナ5人や。今もあんまり変わりないわな。どっちが気付けなあかん病気ですか?」

 

【患者L】

「はい、肺炎です。」

 

【石垣院長】

「肺炎やな。一目瞭然やね。これをマスコミは流さなあかんわな。徹底的に流さなあかんわな。あるいは大麻とか、麻薬とか。これもがーっとこうなってるのテレビで流さなあかんわな。大麻飲んでも何もあんまり変われへんねん、っちゅうことしてたらえらいこと。これが歴然たる事実ですわ。」

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【石垣院長】

「ほんじゃこれやね。6月から言うてるように新型コロナウイルスの諸問題を一挙に解決する。新型コロナが起こって大きな問題は何と何でしたか?」

 

【患者M】

「大きな問題。いろいろ、コロナウイルスの問題は、何ていうんですかね、自分がかかったら死んでしまう怖い病気やということを皆が思ってしまっている。」

 

【石垣院長】

「思ってしまっとる。はい。」

 

【患者M】

「はい、普通に軽症の人は働いて、無症状の人も働いて普段の生活を行っていく。逆に高齢者、基礎疾患のある人を隔離状態にすることが大事ということの認識を持つこと。」

 

【石垣院長】

「諸問題やから問題はどんな問題やった?コロナが来ました。感染したら怖いから規制が始まりました。ほな何が起こった?」

 

【患者M】

「日本の経済の低下。」

 

【石垣院長】

「そうやね。コロナに対するおびえた間違った反応と。ほんで経済が疲弊してきたね。これ大きな問題。これを一挙に解決せなあかんわね。菅政権もコロナ対策をして、感染しないように、ほんで経済も解決していかないかんということですが。コロナの感染はできるでしょうか、できないでしょうか。感染すること自体はね。」

 

【患者N】

「もうこれは阻止しようと思っても、やっぱり限界ありますよね」

 

【石垣院長】

「そうやね。2波が来ましたよね。また3波が来るかもしれない。阻止できるでしょうか、できないでしょうか。」

 

【患者O】

「できないでしょう。」

 

【石垣院長】

「できないですね。できないんです。できるような錯覚をしてしまうわけね。インフルエンザウイルス毎年はやります。昔は流行性感冒言うて、大層な問題ではなかった。もちろん重症化する人もおりますよ、それは防ぐということでいいねんけども、ワクチンを打つまで、ワクチンを打っても効かんというのがもう20年前に立証されてんねんけど、儲からんわな、それでは。そういうことが起きてくる。」

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【石垣院長】

「これは先月も言いました。これをそうやね、はい次行ってください。結論はこうです。一人一人が内臓調整で「からだ」の「しくみ」がスムーズに「はたらく」状態を作る。「からだ」の「しくみ」がスムーズに「はたらく」状態というのはどういう状態でしたか。」

 

【患者P】

「はい。上腹部が柔らかい状態です。」

 

【石垣院長】

「そう、せやった。そういうことや。そうすると上腹部が柔らかい状態になると?」

 

【患者P】

「呼吸、循環、人体力学、内臓全般の動き、自律神経が整います。」

 

【石垣院長】

「そういうことやな。ほな呼吸も循環も人体力学も整ったら、これは感染に対して、あるいは血圧等々に対してどうやろう?はい。」

 

【患者P】

「免疫力が上がる。」

 

【石垣院長】

「免疫力が上がるわな、感染に対しては完全に免疫力。ほんでもうちょっと詳しく言うと、総合的免疫力が上がんねんけれども、自然免疫も強くなる。自然免疫が強くなったら次にそれを突破しようとする獲得免疫も強くなってくる。結局この状態をお年寄りから子供まですることによって自然免疫ができて、獲得免疫でコロナウイルスそのものをやっつけることができる。やっつけんでもええんです。かかってあげてもええねんで。軽症でおったらそれでええねんから。ただ重症化だけを防がなあかん。では、重症化する人はどんな人でしたか?」

 

【患者Q】

「体に疾患のある人。」

 

【石垣院長】

「はい、もう一つプラス。」

 

【患者Q】

「高齢者。」

 

【石垣院長】

「高齢者。患者Qさんが該当します。内臓調整をしてあげているから心配はいりません。マスコミも。テレビはもうむちゃむちゃ悪いわ。きょうの感染者をNHKも日本地図を見せて、何県で何人です。死亡者は何人です。これ見たらどう思うか。」

 

【患者R】

「怖い」

 

【石垣院長】

「怖いこれ、怖いな。その怖さがはっきり言うて死亡数で肺炎と比べたらなんともないのに、こんだけあれしてしまうよね。だから怖い。ほんでそれを魔女狩りみたいな。犯罪人みたいな。言われるようになるよね。その怖さが裏返しがね。これは悪いことではない。かかるんやったらかかったらよろしい。ほんでほとんど軽症です。うちでもクリニック宛に八尾医師会から毎日ファックスが来ます。きょうの大阪府の感染者はこうです。ほとんど100パーセント軽症者ですね。だから軽症者は働いたらよろしい。それで重症化しないように持って行くべきですね。だから軽症者が働くことによって経済が必ず回ってきます。ただ、やっぱり老人ホーム等々で、日本の死亡者が少ないのは、一つこれが原因だと言われています。日本の老人ホームは隔離する状態が、システムがきちっとできている。だからドイツやイタリアやイギリスやフランスよりずっと老人ホームでの死亡者が少ないんです。これは非常に介護者の大きな努力の賜物とそういうシステムを作った厚生労働省等々のおかげです。で、小さい人から高齢者まで、この状態を作っといてやればさらに少なくなります。これです。これ覚えといてください。」

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【石垣院長】

「インフルエンザウイルスについてもそうです。内臓調整をさしていただいて、上腹部の柔軟性ができて、呼吸・循環・自律神経に内臓全般の動きが良くなる一つの例ですが、インフルエンザウイルスについては自然免疫、獲得免疫、総合的な免疫ということを私は提唱しているんです。この概念が、やっぱりノーベル賞学者でも分かりません。ところが、ずっと客観的に観察すると、非常によく分かります。

 

内臓調整を長期間受けている人は、必ずそういうふうに上腹部の柔らかさができますので、インフルエンザが流行ってもほとんどかかりません。ほとんどかかりません。これ事実です。皆さん経験しています。ところが、ウイルスより体が弱いとかかります。よろしいか。もう非常に難しいことあんまり考えたらあかん。この事実だけをきちっとコロナウイルスにも対応していったらええんです。

 

だから私がいつも話をするように、私の例で言うと、身長170㎝、体重65㎏。平均体重で言ったら正常。ところが本人はしんどかった。ところが1カ月目で10㎏、2カ月目で5㎏減り、体重50㎏にしたら、非常に気持ちよく元気で過ごせる。大きな声も出る。持続力、集中力もできる。この悪い頭も発想が豊かになる。だから悪い頭であっても、なんとかできるから、心配いらんから。病気を治すだけ。せやけどな、ちょっと言うこと聞かなあかんで。もう任せといたらなんでも良うなんねや。うそやないから、自分が努力してないねん。守ってないだけやないか、な。絶対できる。」

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【石垣院長】

「はい、次行こう。漫談じゃないからね、きょうは。さあ本質に入っていきます。岡江久美子さん、志村けんさんは、新型コロナウイルスでなぜ亡くなったか。80歳のおじいさん、おばあさんじゃないわね。なぜ亡くなったか。はい、この人の習慣とか、そういうものから見ていきましょうか」

 

【患者S】

「持病を抱えていたのかなっていう。」

 

【石垣院長】

「持病はなんですか。」

 

【患者S】

「すいません、勉強不足で。知ってないです。」

 

【石垣院長】

「患者Tさん」

 

【患者T】

「はい。岡江久美子さんは乳がんの・・・。」

 

【石垣院長】

「乳がん。」

 

【患者T】

「手術をされて、で、抗がん剤やって。」

 

 

【石垣院長】

「抗がん剤。」

 

【患者T】

「免疫力が下がっていたから。」

 

【石垣院長】

「そうや。そうやね。亡くなっている。そうや、大体な。ほんで放射線も打ったわけやね。肺の前におっぱいがあるから。ほんで取ったんやけども、残っていたらいかんさかいに放射線を打ったら、その下の肺にちょっとでも入ると、肺が萎縮するわ、動かんようになるわな。免疫力が落ちている。抗がん剤でも落ちている。手術しても落ちる。ほんで、肺に放射線を打った。はい、志村けんさんは?」

 

【患者U】

「まずたばこを1日何本もたくさん吸っている。んで、お酒を毎日飲んでるような生活をしていたため。」

 

【石垣院長】

「そういうことやね。はい。そういう理由があるわけですね。肺が動かなくなる。」

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【石垣院長】

「はい、そしたら仕組みの話ですよ。これ、一番大事な仕組みです。心臓があります。もう皆さんにも酸っぱいぐらいに話しています。心臓が四つに分かれます。左の心房心室、上の部分と下の部分。ここがしゅっと収縮すると、酸素を多く含んだ血液が全体に流れます。で、60兆の細胞が酸素と栄養素を受け取って、いろんなものをまた作ります。もちろん脳にも行きます。肺にも行きます、肝臓にも筋肉にも全部行くわね。二酸化炭素が生まれてくるので、毒が増えるので、心臓の右心房に戻ります。で、心臓ではこれをきれいにできないので、全部肺へ連れて行く。左の肺、右の肺。」

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【石垣院長】

「肺に来た血液は、血液と二酸化炭素が離れて外へ出ていく。酸素が入ってきて、肺に入ってきて血液と引っ付いて」

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【石垣院長】

「これで酸素が入ってきて、血液と引っ付いて、今度は左の心臓の上のほうへ戻って来て、下へ降りてぎゅっと収縮して、またこれの繰り返しをするわけですね。」

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【石垣院長】

「これが横隔膜ね。横隔膜が上がったり下がったりするわけです。」

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【石垣院長】

「今説明したように、空気と血液が入っているわな。はい。ほんでこの横隔膜が上がると、肺が小さくなって、今しゃべっているときに横隔膜が上がって、私もしゃべっているから空気が出る。しかしながら、肺に入っている血液も出るんですなあ。はい、これの仕組みがものすごく大事。ところが岡江さんも体力が落ちている。ましてや、肺に傷が付いて、肺の動きにくい状態があったかも分かりません。ほんで志村けんさんはたばこの吸い過ぎで、非常に動きが悪い状態。こんなところへウイルスが入ったら除去できないわね。ほんで内臓の動きが弱い人はみんな上腹部が硬い。」

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【石垣院長】

「小中学校へ食べ方教育に行っています。そんでね、食べ方教育も使えます。いろんなシチュエーションで使えます。精神疾患にも使えます。循環器にも使えます。もちろん感染症にも使えます。糖尿病にも使えます。人体力学、変形性膝関節症、等々いろんな病気に使えます。非常に魔法の杖です。この仕組みは。ほんでわれわれはこれを持っています。よろしいか。ここが非常に大事なとこ。今までの人類というのは、調子が悪くなった結果としての病気をずっと見てたのね。それはしょうがない、仕方がない。しかしながら「からだ」の「しくみ」が悪くなった状態が、ずーっと続いた結果としての心筋梗塞、変形性膝関節炎、がん、脳卒中等々を見てたんです。ところが発想を変える。予防が必要やねん、結局は。予防が必要。そのためには必要な薬は飲む。しかしながら必要でないものは飲まない。ほんでだんだん自分自身の「からだ」の「しくみ」を活用しているところを身に着けてほしい。そうすると病気だけじゃなしに、老化も死も大きな病気の予防もできる。で、その上にもっとフィードバックして面白いのは元気になる。日々が楽しくなる。持続力、集中力、発想力、大局観ができるので。非常に面白いことになる。さあ、ほんで先程からずっと説明してました。これが横隔膜です。これがね。これ、これな。きょうはもう時間ないからこれで終わります。横隔膜が上がると、肺には空気と何が入ってた?もう一つ。」

 

【患者V】

「血液。」

 

【石垣院長】

「そう、横隔膜が上がると肺から空気が出ます。これを呼気といいます。呼吸の呼気。横隔膜が下がると肺が下がって空気が入ります。これを吸気といいます。呼吸とは出るのと入るという意味合いですね。で、そのときに横隔膜が上がると肺から空気が出るし。血液もこういう流れ。酸素を多く含んだ血液が全身に流れる状態が作られます。はい、だから横隔膜が下がると空気が入ります。そして古い血液が心臓に戻ってきて、肺まで行く流れが強くなります。これで酸素、二酸化炭素を排除できるし、呼気、呼吸も深くなる。ほんで、循環も深くなります。こんなありがたい話はありません。さあ、最後の質問です。この横隔膜の下は硬いほうがよろしいか、柔らかいほうがよろしいか、まだ当たってない人。はい。それでは、代表答えて。」

 

【患者W】

「ああ、柔らかいほうがいい。」

 

【石垣院長】

「そうやね。ここは柔らかいほうがこう上下しやすいわね。分かりましたか。そうするとここは柔らかいほうがええわな。ここが。横隔膜のすぐ下に胃があります。ね。そうするといきます。食べ過ぎたほうがよろしいか、少な目のほうがよろしいか。」

 

【患者W】

「少な目。」

 

【石垣院長】

「こう動きやすいわな。これできょうの核心を突いた復習を終わります。

はい。それではこれで普及の会を終了します。全員起立、ありがとうございました。」

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